[0349]闘争未満

10月 6th, 2011 by GANTZ Blog 管理人 received No Comments »
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モニターを見る巨人たちの興奮も最高潮になってきている。
歓声が起こる。

玄野2たちの前に現れた4体の骨の巨人。

”シュッ”
現在のモニターに、前回のシーンが映し出される。
強化スーツ装着者2名、そしてガンツ戦士、裸の人間。
モニターの奥には、今、玄野2たちが対峙している骨の巨人がいた。
玄野2たちのときと同じく4体いる。。
人数に何か意味があるのだろうか。

「次のが着たぞォッ 上から潰せッ」
「光の玉に気をつけろォ!!」
「人間に当てるな!!撃て!!撃てェ」

骨の巨人の大きさは、カタストロフィの巨人とほぼ同じ。

ギョ―――――――――ン
ギョ―――――――――ン
ガンツ戦士が一斉に攻撃を始める。

「なンなンだよ!!コイツ!!」
(なんなんだとはなんなんだ?)

「撃て!!」
「撃てェえェえ”ェえええェ!!!!」

ゴオッ

骨の巨人の左腕が迫る。

!!!!!!!!!!!!
触れただけなのに、
一人のガンツ戦士の体が弾け飛んだ!

「触れただけで 持ってかれるぞォッ」
イタリアの彫像と同じ能力?

「どうしろッつーんだよッ」
骨の巨人を中心に距離を置きながら逃げるガンツ戦士たち。

ぐァあアッああ”ッ
う”ァあッ
あアあァアあァアあ”ァ

骨の巨人が両腕を振るたびに、ガンツ戦士たちの体がちぎれ飛ぶ。
子供を抱きかかえているガンツスーツの女が叫ぶ!

「ハードスーツ!!」
「ハードスーツッ 早く!!」

強化スーツ装着者が攻撃を始めた。
”ブンッ”
攻撃をかわす骨の巨人
攻撃に転じられたのか?

「いいぞッ!!いいぞ!!」
「行け 行けッ!!」

強化スーツの隙の無い攻撃が続くかに思われたその時!!

たった1体の骨の巨人の腕の一振りで、
2体の強化スーツ装着者の体が真っ二つになった。
すべての攻撃が無効。

ここで、前回の勝敗が決したのが、モニター画面が現在の玄野2たちに切り替わった。

盛り上がる巨人たち。
後ろで見ているタエちゃんは両手で顔を覆った。
見ていられないのだ。

生き残っていた男:「あ”ァあアァァ 来たァアアあ!!」「もうダメだアァあアあァ!!」
前回の戦いで生き残った男は、今回2度目の惨劇を見ることになるのか?

玄野2、加藤君たちメンバーは横一列に並び銃を構えた。

ドンッ
ドンッ
ドンッ
ドドンッ
まずはZガンで先制攻撃。

しかし・・・!!!

「ダメージがない!?」
驚くべきことに骨の巨人にまったくダメージが無い。
今まで並み居る強敵を一撃で倒してきたZガンが効かない。

「撃ッてェッ!!」
「撃て!!撃て!!」

ギョ―――――――――ン
ギョ―――――――――ン

巨人たちのモニターに映った前回の戦いのシーンで、
>「なンなンだよ!!コイツ!!」
とガンツスーツの男が叫んだが、それは、ガンツの銃器が効かないということだったのだ!

ドンッ
ドンッ
ドドンッ

吉川:「デカ銃も 効いてねーぞッ!!」
武田:「なンなんだアイツ」「どーなッてンだ!!」
レイカ:「どの銃でも撃ってみて!!」

ドンッ
ドドンッ

レイカ:「何なのッ!?どうすれば!?」
玄野2:「こんなのッ!」
矢沢:「何も!!効かない!!」

ギョ―――――――――ン
ギョ―――――――――ン
ギョ―――――――――ン
ギョ―――――――――ン

加藤君:「まだッ!!」
加藤君の持つYガンは他の銃とはタイプが違う。
ギョ―――――――――ン

加藤君はYガンを放った。
ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウン
三角形のロープが骨の巨人に向かって飛んでいく。

キュンッ
キュンッ
キュンッ
Yガンのロープが骨の巨人に絡みついていく。

加藤君:「よし!!」
次は空に送るだけ・・・・・のはずが、

バチッ
バチッ バチッ

加藤君:「なッ」
今までどんな敵も縛り付けて話さなかったYガンのロープが、いともカンタンに引きちぎられた。
驚きの表情を浮かべる加藤君

全ての銃器が効かない。
こんなことは初めてだ。
絶望的恐怖がメンバーに漂いはじめた。
モニターに指を刺しながら大笑いする巨人たち。

ドッ
生き残った男は両膝を地面についてうずくまった。
「あ”ッ あ”アアァあァあ”!!!!」
「もう死ぬ!! みんな死ぬッ」
「だから逃げろッて言ったのにッ」
男は叫びながら、そして目から大粒の涙を流していた。

ダッ

両手にガンツソードを持って、骨の巨人に向かう男がいた。
吉川だ。

武田:「吉川・・川・・・・・・・・・・・」「ダメ・・・だ・・・・」

ブンッ

骨の巨人の左腕が向かってくる吉川のタイミングに合わせて
振り下ろされた!

ブンッ
吉川は、しゃがみこんで左腕の攻撃をかわし、

ガンッ
体制を戻しながら右手に持っているガンツソードを骨の巨人の腰に当てた!

生き残った男:「俺達は全滅するしかしかないッ どーしようもないッ!!」
生き残った男:「俺達は鼠以下なんだッ」

ゴォッ
今度は右腕の攻撃が吉川を襲う。
しかし、かろうじてかわした。

玄野2:「動きッがッ 速すぎッるッ」
骨の巨人の攻撃は、玄野が驚くほどの速さなのか?

生き残った男:「鼠がッ 猿がッ 人間に勝てるわけなかったんだ!!」
生き残った男:「始めからッ 戦争ですらなかったんだ!!」

ガッ

吉川が左手に持っていたガンツソードが、骨の巨人の右腕に弾かれた。
ガンツソードが折れ曲がり弾け飛んだ。

生き残った男:「怖い!!怖いィ 死ぬ!! いやだァあアアア!!」

絶体絶命の状況・・・
玄野2は、一人闘う吉川を見つめながらつぶやいた・・・
「違う・・・」「だめだ・・・」

生き残った男:「逃げられもしない 死ぬしかない!!」

玄野2:「あきらめるな!!」「あきらめるなァッ!!」

玄野2の叫びが届いたのか!?
吉川は、右足を大きく前に踏み込み、右手に持ったガンツソード両手でシッカリ握り、腰にまわした。
そして、右から左に空を斬るように弧を描きながら振り切った!

無敵と思われた、骨の巨人の頭が
吉川が刀を振り切った方向にいきよいよく飛んだ。
————–

急に強化スーツ装着者があらわれたので
一瞬、1話見逃したかと思ってしまった。(汗)

玄野2たちが囚われている場所は、巨人に侵略された異星人たちのゴミ捨て場のようなところだと思っていましたが、そうではなさそうです。

時代劇の水戸黄門や暴れん坊将軍のように、パターン化されたもの、娯楽、んープロレスのようなもの?
まず、人間と怪物の小競り合いがあり、光の玉で、人間が異形の者に変化して、最後に、この骨の怪物が現れて全ての人間やガンツスーツ装着者を殲滅して、ショーが終了。

今号の1ページ目、骨の怪物が現れたとき、モニターの右側から別シーンの画面が表示された。
これは、おそらく、”前回のシーンを見てみよう”という意味合いだろうと思う。
ここで、巨人たちは、またこの骨の怪物が人間とガンツを殲滅するだろうと思ってみているのではないか?
ここで玄野2たちが勝利してしまうことがあれば、なにかおもしろいことが起こるのではないだろうか?
つまり、プロレスで、勝つ予定になっていた選手が負けてしまうというアクシデント。

ガンツシステムが巨人側が提供している可能性がますます高まった回だったと思う。
骨の怪物に、Zガン、Xガン、Yガンも効かなかった。
ここで、ガンツの銃器についてカンタンに整理すると、ガンツの銃器には、銃口が無い。
撃つ敵を定めて、引き金を引くが、その攻撃は、銃器から発せられたものではない。
銃で”座標”を定め、その決定した座標に攻撃が”転送”されてくる攻撃方法のようだ。

つまり、いくら的に向かって引き金を引こうとも、
誰か(システム?)が攻撃を転送してくれなければ、敵に致命傷を与えることができない。
ということは、骨の怪物に攻撃が転送されていないのではないだろうか?
骨の怪物の足元に、Zガンの跡が残っているので、攻撃の転送はしているが、骨の怪物は対象外としている?
ガンツの銃器は、対象物を直接攻撃できるものではないのだ。
転送だけでなく、銃器までも操作されている。これはつまり、ガンツシステムは、巨人が作ったものなのではないのか?

この闘いは、間違いなく巨人たちの娯楽。
最後は、人間たちが死ななければならない筋書きなのだ。
だから、銃器の機能の一部が制限された。

そして、触るだけでスーツごと持っていく能力と超素早い動きで、風や強化スーツ装着者のような
肉弾戦を得意とする戦士の攻撃も封じる。
これで完璧に、巨人側の怪物が勝利する。
そういう筋書き。

一見、弱点がなく、男の言うように、逃げられない、待つのは死のみ。
と思われる状況だったが、ガンツソードを得意とする吉川によって、ガンツソードによる直接攻撃が有効だということがわかった。
しかも、斬っても光の玉は出ていない。
ガンツソードの機能までは封じれなかったというわけだ。

ただ、まだ一太刀なので、次号どういう展開になるかはわからないけれど・・・・。

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