[0242]なんやねん/21巻

9月 30th, 2011 by GANTZ Blog 管理人 received No Comments »

えびす橋で対峙する、
大阪チームと東京チーム

加藤君:「あ!?」
スキンヘッド白男:「なんや おまえら」
スキンヘッドの白いほうの男が凄む。

大阪チーム:
「なんやねん こいつら」
「なんで スーツ着とんねん」

大阪チームは、若い男女で構成されているようだ。
装備は東京チームと変わらないようだが、東京チーム同様、
他にガンツが存在していることは知らなかったような口ぶりだ。

加藤君:「どーなって・・・んだ」
坂田:「おいおい~~~~ なんだよこりゃ」
レイカ:「何?」
桜井、鈴木さんも声は出さないが、自分たち以外のガンツチームとの遭遇に驚いていている。

大阪チームの黒いスキンヘッドが言う
「東京弁やな?」
別の大阪人:「どーなっとんねん これ?」「はぁ?」

大阪人の言いたい放題を無視し、
坂田が言い放つ

「こいつらが星人かもだぜ・・・」

桜井:「そうか!?」
加藤君:「星人?」
鈴木さん:「星人!?」
稲葉:「星人!?」

大阪チーム:「ざっけんなや」
大阪チーム:「星人はおまえらやろーが!?」
白いスキンヘッド:「こいつらが星人や!!」

白いスキンヘッドの声に反応するように、
大阪・東京チーム両方が銃を構えた。

「星人!?」
「撃て!!撃ってええって」
「撃ってええんか!?」
「知らんわ 撃ってまえ!」

「どうする!?」
「ちょっと待って!!」
「撃っていいのか!?」
「撃つぞ!!」

一触即発・・・
大阪チームVS東京チームとなりそうだったが、

「ちょい 待ちィ!!」
「ちょい 待ちィや」
大阪チームのメンバーの一人が騒ぎ出した。

「レイカ!!」
「ホレ!!」
「レイカやん!!」
大阪チームがレイカの存在に気づいた。

「うっわ むっちゃファンなんやけど」
「ほんまかいな~~~~」
「テレビ出とる あのレイカ?」
「本物やァ~~」
「すっげー」
「うっわ めっちゃ巨乳」「めっちゃ巨乳!!」

「あの握手して・・・・ください」
大阪チームのメンバーの一人が、レイカに握手をもとめた。
両チームの緊張が一気に解けた。

ひゃ ははは
ケケケ
ひゃはは
けけけ
わははは

異様な声が市街地にこだまする・・・
「なんやアレ!!」
「わッ」
「わッ なんや」
「これッ」

鬼のような形の妖怪を中心にさまざまな形をした星人たちが現れた。

「うッわッ なんやッ」
「わァ」
「きゃァァ」
妖怪の姿をみて逃げる者、捕まる者、そして写メを撮る者様々

”ゴォオッ”
大きな燃える車輪に頭が付いた妖怪が歩く一般人を襲う。
周りに居る妖怪たちも次第に人間たちを襲い始めた。

一人の一般人男性に馬乗りになり
男性の首元にツメを立てたかと思うと

”ブチブチ”

その男性の首を引き抜いた。
妖怪たちは、男も女も関係なく、羽交い絞めにして首を抜き取ったり
手足をもぎ取ったりして人間たちを殺戮していた。

一足先に転送されたタケシは
一人、妖怪と闘っていた。

「わァアァアアア」
大量の妖怪がタケシを囲むが、タケシは一匹の妖怪を捕まえ
振り回し、周りの妖怪をはじき飛ばした。
そして、体当たりで妖怪を倒し、噛み付いてきた妖怪はそのまま投げ飛ばし
一体一体始末していった。
タケシのその身のこなしは、幼いながら、風の身のこなしを想像させる。

風:「どこや タケシ」「どこやァッ」
走る風にまとわりつく妖怪たち。
タケシの捜索を阻まれる・・・

ハァ ハァ ハァ
 ハァ ハァ
タケシの周りにはたくさんの妖怪の死体が散乱していた。
すべてタケシの手によって葬られた妖怪たちだ。

一人でがんばるタケシの目から涙が流れる
しかし、タケシに休むヒマはなかった。

”田を返せーッ”

”田を返せーッ”

大きな声が響く

道頓堀川から現れたのは10mはゆうに超える巨大な妖怪・・・・

”田を返せ―――――――――――ッ”
—————————————–

大阪チームも東京チームと同様、
自分たち以外にチームが存在するのを知らなかったようだ。
大阪チームと東京チームが一触即発の事態になったとき、レイカの存在が
無駄な戦いを回避させた。

この回もおもしろいんですけど、特に気になる点はなしです。

まったく関係ないですけど、
管理人は坂田が好きです。

[0241]歓喜なる臭気/21巻

9月 27th, 2011 by GANTZ Blog 管理人 received No Comments »

「すッげ・・・」
「メッチャとんだ・・・」

タケシは、色内掛の妖怪を十数メートル吹き飛ばしてみせた。

「なんやねん あのガキ」
「なんや コレ」

”ハァッ” ”ハァッ” ”ハァッ”

タケシの息が乱れていた。
まだ、吹っ飛ばした妖怪から目を離さないタケシ

そして、倒れた妖怪に近寄り、死を確認するタケシ

「テレビ? 撮影?」
「なんやねん?」
「死んどるッ」

涙をぬぐい、自分が倒した妖怪をジッと見つけるタケシ
そして、
「ごめんなさいッ」
「ごめんなさいッ」
「ごめんなさいッ」
「ごめんなさいッ」

タケシは手を合わせて言った。

走るレイカたち。
一般人に奇異な目で見られている。

加藤君:「星人の数が多い・・・」「点数がかせげるぞ」「これなら・・・」
レイカ:「玄野クンを再生できるかも・・・」

加藤君:「ケイちゃん・・・・」
レイカ:「玄野クンを・・・」
鈴木さん:「きッと・・・ 玄野クン・・・」
坂田:「玄野・・・」
桜井:「玄野・・・ さん・・・」

「うッ」
「何や このにおい・・・」
「なま臭い・・・」
「なんの におい・・・」
「なまあったかい風やな・・・」

「うわッ」
「くさッ」

川から上がってくる風に臭気が混ざる・・・
「魚が死んどるような・・・」
「まじ くっさいなー」

チョキ チョキ チョキ
あううう
チョキ チョキ
わははは
ショキ ショキ ショキ ショキ

うわん
うわんっ
ショキ ショキ

聞きなれない声?音?が辺りに響く

ああああ
わっはは あっは
うわん
じゃんじゃんじゃんじゃん
わはははは

川からたくさんの妖怪が姿を現した。
その数はどんどん増え、川から上がり、地上に這い出してきた。
これが今回のターゲットか!?

「ちょッちょーッ」
「おいッ」
「きゃァア」

妖怪たちに驚く一般人
川から妖怪たちの上陸が続く

「タケシッ」
「タケシッ」

行方不明のタケシを探す風
「タケシッ」「タケシッ」
「タケシッ」「どこやァッ」

ぽこぽこぽこ
あへあへあへ
かい~の
大阪芸人のギャグを言いながら四方からタケシを囲む妖怪たち

「わァアアア」
顔をつかまれ悲鳴をあげるタケシ

わはははは
あはははは
ごめんくさい
ショキショキショキ
叫びながら道路を跋扈する妖怪たち

道頓堀のいたるところに妖怪たちが拡散しはじめた。

加藤君:「もうすぐッ 近いッ」「近いぞッ 油断するな!!」
レーダーに妖怪の影が映る

加藤君:「!?」
通りに出たところで、何かを目撃し驚く加藤君

目の前には、ガンツスーツを着た、見知らぬ人間たちが居た。
「なんやねん おまえら」
向こうから声をかけてきた。

「あ・・・・・・」
驚く加藤君とメンバーたち

このガンツチームは、何者なのか?
——————————
ガンツが、東京だけじゃないということが証明された回でした。
20巻で、西君がカタストロフィを語る和泉に、ドイツ、アメリカ、イスラエルのチームがいることを話していましたが実際に本編に登場することはありませんでした。

そして今回、海外ではないですが、大阪のチームが登場しました。
えびす橋を中心に、道頓堀川からたくさんの妖怪が姿を現し、人々を襲います。

なぜ今回の星人は妖怪なのか?
それは、巨人のフラの話だと、ガンツにターゲットにされた星人たちは、地球に移住してきたらしいので、地球のことを調べ、地球に合った形態になろうとした結果がこの妖怪だったのではないかと考えています。

[0348]暴走する腫瘍

9月 23rd, 2011 by GANTZ Blog 管理人 received 2 Comments »

メリメリメリメリメリメリ
関根は、分裂と増殖を繰り返し、みるみる異形の者へと変化していった。
そして、その大きさは、巨人たちと同じ大きさに。

頭や腕や足が増殖するだけではなく、ガンツスーツや手に持っていたXショットガンも大きくなり、そして増殖している。

レイカ:「玄野君!! どうしようッ!!」
遺業の者といえど、同士。撃つに撃てない。

しかし、
「撃ッ」
玄野は関根を始末する決断をした。

「待ってくれ」「撃たないでくれッ!!」
関根は叫んだ。
意思はあるのか?関根のままなのか?

驚く玄野たちだったが、その間もどんどん関根は形を変え、増殖を続けている。

関根:「死にたくないッ」「撃たないでくれッ」「戻る方法を考えてくれッ」
関根は玄野たちに懇願する。
これは本当に関根本人の意思なのか?

「同情するな!!」
「早く攻撃しろ!!」
生き残っていた男が叫んだ!!
おそらくかなり危ない状況なのだ。

「!?」「ケイちゃッ」「どッ」
加藤君、そしてレイカが、玄野の判断を仰ぐ。

ギョ―――――――ン
ギョ―――――――ン
玄野たちが迷っている間に、関根が攻撃を始めた。

玄野:「撃ってきたぞッ!!」「撃て!!」

ギョ―――――――ン
みな、一斉に引き金を引いた。

関根:
「俺の意思じゃないッ!!」
「俺を助ける方法をッ 考えてくれッ!!」
「撃っちゃだめだ!!」

ギョ―――――――ン
ギョ―――――――ン
ドドドンッ
ドンッ
周辺の壁が崩れていく

玄野がZガンを構えた。

「お願いだ!!まだ!!」「まだ俺は生きてるッ!!」
関根が必死に訴える。

迷う玄野

「俺を撃つな」
「冷静になれッ」
「まだ なんとかなるはずだ!!」
「あきらめないでくれッ!!」
「考えろッ」
「俺がいなくなると困るだろッ 考えろッ!!」
関根は必死に訴えてはいるが、Xショットガンの攻撃が止まない。

周辺の壁が崩れ落ち続けている。
レイカが両腕に子供たちを抱えて逃げていた。
危ない!

”ドドンッ”

玄野は関根にZガンを放った。
大きな円に、大量の液体が溜まる。
高圧力を加えると生物は液状化する。
円の周辺には、関根の残骸が・・・また増殖を始めていた。
大きくなったXショットガンはそのままで増殖の気配はない。

「撃ったな・・・」
「いたい・・・」
「クソッ」
「いたい・・・」
「くやしい」
それぞれチリヂリになった関根の頭がしゃべる。

「おまえ達も死ねばいい」
「ありがとう・・・」
「よかった・・・」
「早く死なせて」

生き残った男:「再生するぞ 早く撃て!!」

「クソォおォオぉ!!」
ギョ―――――――ン
ギョ―――――――ン
ギョ―――――――ン
ギョ―――――――ン

苦悶の表情を浮かべながら、関根残骸に止めを刺すメンバーたち。

ブブ――――――――ンッ
ブ――――ンッ

「次のが来たぞッ!!」
「撃っていいの!?」
「飛んで来るぞ!!」

先まで子供たちの後ろに控えていた星人たちが宙を飛びながら玄野たちに迫ってきた。

生き残った男:「まッ てッ」

ヒュッ

吉川がガンツソードに手をかけ、星人に迫った。

”パアッ”

一匹を切り裂いたが、
中からまた光の玉が弾け飛んだ。
触れては駄目だ。

吉川:「だめだッ すまねェッ」
光の玉から逃げる玄野たち・・

そして、
玄野たちの闘いを大型スクリーンで見ている巨人たち。
大喜びしている。
巨人たちの後ろでは、うつろな目でスクリーンを見るタエちゃんがいた。

[地上 玄野の家の居間]
TV:「これが テロリストのリーダー格の少年です・・・」
TV:「この少年がテロリスト集団を率いている少年です」
TV:「玄野計」

玄野母:「計・・・・・・」
同居人?:「玄野さん・・・ お・・・宅のお子さん・・・」
玄野父:「アイツ・・・ 何やってくれ・・・て・・・だ・・・」

TV:「玄野 計 17才です」
TV:「この少年の所在 その他情報をお持ちの方は この局までお電話下さい」

テレビを食い入るように見る人たち。
玄野の両親、そして数人の人、玄野の家に避難している人たちだろうか。

TVの報道を見たネット民たちが、掲示板に書き込みを始めていた。

~玄野計 死なないもんかね~
~賞金かかってんの?~
~ゴキ軍団マジで滅ぼせないかなー やっと食糧配給始まったし マジでアイツらのせいで和平交渉決裂とかやめてほしい マジ死んでほしい~

・・・・・。
TVの情報を信じる人たちの書き込みが続く。
しかし、こんな書き込みも・・・


813:
みんなやめてくれ!!あの人達に
助けてもらった!!あの人達は無償で
宇宙船の中の捕虜を助けてる!!
和平なんて全部 嘘だ!!
あの人達だけが人類の希望なんだ!!

玄野たちに助けてもらった人間の一人だろう。
必死に訴えかける。

「なんだコイツ・・・」
「なんだコイツ」
「なんだよコイツ」
パソコンの前で不振がる若者たち。

>813
通報しときました。

>>813
G発見!!てゆうか玄野本人じゃね?

必死の訴えもむなしく、書き込みが続く。
レイカとの2ショットもアップされ始めた。


950:
テレビでやっていることは全部 嘘だ!!
これじゃ なんで あの人達が
自分の命までかけて闘ってるのか わからない
本当なんだ!!あの人達だけが人類の希望
なんだ!!

>>950
変な改行やめろ てゆうか氏ね

>950 あきらかに日本人じゃないな

真実はいつの時代も信じてもらえない。
本当にヤバくなったときにはじめて、あれは本当だったのかと思い返すのだ。

「カマキリ全部やったのか!?」
「誰も光に触れてない!?」
「無事か!?」

お互いに確認しあうメンバーたち。

「次のが来た!!」
「だめだ!! 終わった!!」

今度は、人間の骨のような形をした星人。
またコイツらも、光の玉を内包しているのか?

大型スクリーン
手をたたいて喜ぶ巨人たち。
巨人たちに、人間の倫理は通用しない。
————————————-
久しぶりに玄野の両親登場。
とっくに死んでるというか、登場は無いと思っていたので驚いた。
それから、捏造TVニュースもまだ続いていたようだ。電気のインフラは
元に戻っているということなのかな?

あと、食料の配給も実施されているようだ。
宇宙船の中では、巨人の食料になったり、娯楽の道具になったりしてるんですけどね。
いつの時代も情報はテレビから・・・。
せめて、ネットぐらいは真実が流れればいいんですが、
玄野たちに助けられた人が登場してもスルーされる。
情報弱者大発生・・・・。

玄野の両親の話に戻るが、ここで両親を登場させた作者の意図ってなんだろう?
40代以上の方なら一度は読んだことがあるはずの「デビルマン」を思い出した。
悪魔が仕掛けた情報操作で、人間通しが悪魔狩りと称して、疑わしい人間を集団で殺すという、なんとも人間の弱い部分をついてくるリアルな話で、当時衝撃を受けた。

今回、TVで、玄野が全国に晒された。
玄野の両親が、周りの人間たちの密告によって巨人たちに引き渡されるかもしれない。
そして、何らかの方法で、玄野にそれが公開される。両親は殺されるだろう。
そういう展開が今回、見て取れる。
それから、巨人の政策に意を唱える人間を密告し晒す。
密告については、兆候のある掲示板の書き込みもあった。人間が人間を疑って、密告や殺人が起こるデビルマンのような展開になったら・・・どうしよう。

それから、両親が登場したことで、かなり、これからの展開がノロノロになりそうで怖い。
隔週連載だが、こんな展開だったら、一週飛ばし読みしても大丈夫そうなんだが・・・?
本当におもしろかった「大阪編」は展開も速く、楽しめた。21巻~26巻くらいまでの展開だったけど、カタストロフィ編はこのままだらだら続くとなると、軽く10巻くらいになりそうな気配・・・。
ガンツは、ご存知のとおり隔週。
連載は月に2回だから、年間でたった24回しか連載がない。
このままだと終わるのはあと5年?10年?

話を戻すが、タエちゃんが大型スクリーンを見ていた。
このスクリーンに玄野2が映ったときに、少し展開が期待できそう。
しばらく辛抱して見守るしかないな。

[0240]ドートンボリ/21巻

9月 22nd, 2011 by GANTZ Blog 管理人 received No Comments »

桜井:「今まで東京から出たミッションは なかったのに・・・」
加藤君:「大阪か・・・・」
坂田:「なんかあるな・・・ また・・ こりゃ・・・」

なぜ東京ではないのか?
なぜ今回”大阪”なのか?

「何や こいつら 笑えるわ―」
「コスプレ?」
「あはははははは」
「見て見いホラ!!」
「あいつら なんやねん?」
「なんやこれ!? パンダ!? ウッソ!?」

騒ぎ出す一般人。

そして・・・
「何しとんねん あんた達」
「イベント?」
坂田たちに話しかける一般人。

加藤君:「見えてんの・・・か・・・?」
驚く加藤君に説明をする坂田
坂田:「見えてんのは 前回のミッションの後半からだ」「戻ってないのか・・・」
稲葉:「これからずっと・・・・ 人の目にさらされて やんなきゃなんないのか」

一般人:「おー 見てみろや!! ホラ」
レイカを指差す一般人

一般人達:「すっげ レイカやん」
一般人達:「えッ ウソ!?」「マジで!? うわッ」「すッげ」
一般人達:「撮影なん? テレビなん?」

レイカに興奮する一般人達だったが、困ったレイカは加藤君の後ろに隠れてしまった。

加藤君:「時間がない 行こう!!」
みんなに声をかける加藤君。走り出すメンバー。
一般人:「あッ レイカ 逃げんなや!」

・・・・。

氷川とキルビル
ミッションの目的がわからない二人は、まだアーケードの中にいた。
新しいメンバー三人も同じくアーケードにいた。
三人は、加藤君たちと反対の方向に歩いていた。

”ピンポロ パンポン”
”ピンポロ パンポン”
”ピンポロ パンポン”
戦闘エリアを外れたときに鳴る音楽だ。

新人C:「おい ケータイ 鳴ッてんぞ」
新人B:「誰だよ ダッセェ着信」
”ピンポロ パンポン”
新人B:「俺のじゃねーし・・・」 ”ピンポロ パンポン”
新人A:「俺も違ーッつの」 ”ピンポロ パンポン”
新人C:「誰ンだよ じゃあ」
”ピンポロ パンポン”
”ピンポロ パンポン”

”ピンッ”
氷川:「!?」 氷川の頭に携帯の着信音のような音が鳴り始めた。
”ピンッ”

”ピンポロ パンポン”
”ピンポロ パンポン”
”ピンポロ パンポン”
”ピンポロ パンポン”
頭を触って確認する氷川

新人B:「何だよ これ ウッゼーな」
新人C:「どっから鳴ってんだコレ」
”ピンポロ パンポン”

”バンッ”
新人Cの頭が唐突に破裂した。

新人AB:「?」
状況がつかめないABだったが、騒ぎ出すヒマもなく
”バンッ”新人Aの頭が破裂した。

新人B:「あッ わァッ」
頭が無くなった新人AとCが倒れこむ様子に驚く新人Bだったが・・・
”バンッ”新人Bの頭部も破裂してしまった。

ガンツが決めた戦闘エリアから出てしまったからだ。
”ピンポロ パンポン”は警告音なのだ。

”ピンポロ パンポン”
氷川:「戻れッ」”ピンポロ パンポン”
キルビル:「えッ!?」”ピンポロ パンポン”
氷川:「あッちだッ」”ピンポロ パンポン”
”ピンポロ パンポン”
氷川たちはアーケードの奥に向かって走った。

・・・・・。

氷川:「鳴りやんだ・・・」
キルビル:「頭の中に・・・ 爆弾・・・?」
氷川:「ちッ 囚われの身か」

ガンツにスキャンされたからには、
氷川たちもガンツメンバーなのだ。

[色内掛の妖怪に追われるタケシ]
タケシ:「わァアアアアアアアア」
”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”
タケシの5mくらい後を色内掛妖怪が続く

「きゃあッ」
「うッあ なにあれ」
「うえッ」

異様な光景に驚く一般人たち
一般人と比較すると、色内掛妖怪の身長は2mを超える

「うッわッ!! キッショ!!」
「何? 撮影?」

タケシ:「わァアアアアアアアア」
”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”
ピッタリとタケシの後を追う色内掛妖怪

「わ」
「うわわわわァ」
「何やねん 今の・・・」
今回のミッションも、可視化されている。
目の前の星人に、驚きはするが、撮影かイベントかと勘違いし、逃げもしない一般人。

”カラッ” ”カラッ”
次第にタケシとの距離を縮める妖怪・・・
太い腕に、長く尖った爪を持つ手が逃げ狂うタケシのノド元を後ろから捉えた。
タケシ:「あッ」

「なンやアレ!?」
「わッ 捕まったで」
「捕まった!?」
様子を遠巻きに見る一般人たち

色内掛妖怪:「たべたい・・・」
色内掛妖怪:「たべたい・・・ おいしそう・・・」
タケシ:「やだ やだ」

色内掛妖怪:「ああ・・・ やわらかそう 目玉・・・ 脳みそ・・・」
ゆっくりと妖怪の口が開く・・・

色内掛妖怪:「ああ ああああ」
タケシ:「やッだッ あッ あッ」
泣きじゃくるタケシにかまうことなく、タケシの頭にかぶりつく妖怪
タケシ:「あ”ッ」「ぁあ」

”だんっ”

大きな音とともに
タケシよりもはるかに大きい色内掛妖怪が、
くの字に曲がって吹っ飛んだ。
タケシが、風ゆずりの八極拳を放ったのだ。

十数メートル飛ばされる妖怪。

「ハァ ハァ ハァ」
タケシ、妖怪一体、撃退。
—————————–
ぬらりひょん大阪編
今まで東京だったのになぜ大阪なのか?
まだこの時点では判らない。

チームプレイの東京チーム
個人プレイの大阪チーム

ぬらりひょんという強力な敵を前に、ガンツという兵器が、チームと個人のどちらに適するのかという検証が、一度にできるから東京チームを大阪へ転送したのか?
後、1週間ほどでカタストロフィの襲来という時間を考えると、カタストロフィの予行練習としてのイタリアミッションと同様に、何らかの検証をするために行われるミッションと思ってもおかしくはない。

また、大阪に潜むぬらりひょんたちをカタストロフィ前に始末してしまう目的で、東京チームを大阪に転送したのか?

私がもし奥先生であれば、カタストロフィ前に、ガンツは全国、そして全世界に配置してあり、その地区ごとに星人抹殺のミッションが行われているということを、事前に知ってもらっておきたいと思う。
それを説明を省いて、読者に理解させるには、東京チームのミッションに、よその県からチームを転送させてくるか、今回のように東京チームをよそに転送するパターンを選ぶ。

作者的に考えると、10年近く東京を舞台にしているので、カタストロフィの舞台を東京にすることを考えていたとしたら、たまには別の地域を舞台にしたいと思ったはずだ。
その際、奥先生の地元の福岡市内も考えたが、福岡も都市とはいえ、ローカルなので、日本で2番目の都市である大阪を舞台に選らんだ・・・・とか?

[0239]ぬらりひょん/21巻

9月 19th, 2011 by GANTZ Blog 管理人 received No Comments »

加藤君の機転のおかげで、氷川たちのと戦闘が一時中断した。
ガンツチームは、それぞれ玄関へ行き、着替えを済ませていた。

加藤君は、状況のわからない新メンバー(?)三人に、説明をしていた。
加藤君:「このスーツを着てくれ」「後で説明するから 時間がない」

男A:「何言ってんの こいつ・・・」
男B:「わけわかんねーよ」

レイカがガンツスーツの上に着ていた衣服を脱いで玄関から戻ってきた。
入れ替わりで稲葉が玄関へ向かっていた。

バンパイアたちも相談していた。
キルビル:「どうする?着る?」
氷川:「・・・・・・」
答えない氷川。

転送が始まった。
まず最初は、タケシ。

タケシ:「あッあッ・・・ あら・・・ あららら」

”ジジジ”

風:「!?」
桜井:「転送が始まった!!」

風:「その場から一歩も動くな 一歩も動くなよッ」
タケシ:「は? は?」

・・・・・・。

タケシ:「あれぇ?」
アーケード街の中のようだ。
タケシ:「なんだ ここ・・・」

”シ――――――――ン”

あたりは静まり返っている。
不安なタケシ。

”うわん”聞いたことの無い大きな音が響いた。

タケシ:「わッ」
驚くタケシ
タケシ:「なッ なんだ?」

”うわんうわんうわんうわんうわんうわんうわん”
さっき一度だけ響いた大きな音が、今度は何度も何度もアーケード内に響き渡った。
耳をつんざく大きな音に、タケシは両手で耳を押さえ、耐えた。

”うわんうわんうわんうわんうわんうわんうわん”
タケシ:「きんにくらいだー」
風の名を呼ぶタケシ・・・

”ぅゎん”
     ”ぅゎん”
”ぅゎん”

しばらくすると、だんだん音が小さくなって、最後は何事もなかったかのように音が消えた。
タケシは目を開け、両耳から手を離した。

”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”

遠くで下駄の音がする。
音のする方角を見るタケシ。
何かがこっちに歩いてくる。

”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”

”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”

”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”

近づいてきたのは、色打掛(いろうちかけ=着物)を着た女性・・・

”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”
”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”

いや、色打掛を着た・・・バケモノ
顔に目や鼻が無い。口はある。歯は黒い。

夜のアーケード街
色打掛を着たバケモノ
異様な光景

あきらかにタケシに向かって歩いてくる!
おびえるタケシ!

「わああぁああぁ」
猛ダッシュで走り出すタケシ

「あぁあぁ」
ゆっくりと、逃げるタケシの方向に向きを変えるバケモノ
”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”
タケシに向かって歩き出した。

「ああああ」
”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”
必死で走るタケシを追うバケモノ

”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ”
”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” ”カラッ” 
”カラッ” ”カラッ” 

今度はバケモノも猛ダッシュでタケシを追う!

・・・・。

レイカ:「タケシ君は?」
レイカ、稲葉、桜井、坂田、鈴木さん、加藤君、風、そしてパンダ。
ほぼ全員が、同じアーケード街に転送されていた。
風:「タケシッ」「タケシ!」「タケシッ」「どこやッ ちくしょうッ」
動くなと指示していたタケシが居ないことを心配する風

「スーツはどうした?」
新メンバー三人に話しかける加藤君
男ABC:「そんなん 着れッかよ」「恥ずいッつの」

加藤君:「早速行こうッ」「タケシ君を捜しながら進もうッ」
レイカ:「タケシ君は 風君に任せて あたし達は星人の集まってる場所にッ」
加藤君とレイカの考え方のズレが見える。
アーケード街を走りだすメンバーたち。
氷川とキルビルは刀を出したまま、ガンツチームを見送った。

鈴木さん:「あいつら 仲間になるのッ? 玄野クンを殺したんだよッ」
加藤君:「あいつらを憎むより 点数をかせぐ方が建設的じゃないかッ」
そう。バンパイアたちを倒しても、被害が増えるだけで点数は稼げない。
玄野を生き返らすには、このミッションでガンツに指定された星人を倒さなければならない。

桜井:
「レイカさんがリーダーだッてことになッてたのに」
「いつの間にか あの加藤ッて人・・・ リーダーっぽくないスか?」
坂田:「いいんじゃねーの?べつに・・・」
加藤君の背中を見ながら坂田は言った。

メンバーは、アーケード街から外に出た。

桜井:「あれ?」「ここッて・・・」

道頓堀と書かれたネオンが見える。
「東京じゃない・・・・」
「大阪・・・・・?」

転送された先は、大阪!?
——————————
こんな会話がありましたよね。
キルビル:「どうする?着る?」
氷川:「・・・・・・」

もともと身体能力が高いバンパイアが、
ガンツスーツを着たとき、いったいどれだけの能力を発揮するのか?
ガンツスーツを着た加藤君や風とほぼ互角といったところなのでスーツを着たところも見てみたかったですー個人的に。

今回で気になる点ですが、それはレイカと加藤君の考え方の違いです。
加藤君は、「タケシを探しながら行こう」と言いますが、
レイカは、「タケシ君は風君に任せて・・・」と星人殲滅を優先させようとします。
リーダーとしては、レイカよりも加藤君が資質的には上のような気がします。

この後、レイカと加藤君の間で、決定的な考え方の違いが表面化します。
といっても、このミッションが終わる頃にはみんな協力しあってまとまるんで、問題は無いんですけどね。
当時はちょっとハラハラしました。

[0238]ホストざむらい/20巻

9月 19th, 2011 by GANTZ Blog 管理人 received No Comments »

加藤君がガンツ部屋に転送されてきた。
バンパイアの襲撃から玄野を守るために集まっていたメンバーもほぼガンツ部屋に転送されていた。
あとは、鈴木さんとレイカ

桜井:「玄野さん・・・が・・・ 死んで・・・しまった・・・」
加藤君:「・・・・・・」
坂田:「間に合わなかったな・・・」

西君:「玄野が死んだ!?」

風:「玄野・・・」
桜井:「玄野・・・さん・・・ 間に・・・合わなかった・・・」
加藤君:「・・・ケイ・・・ちゃん」

一様に玄野の死を悲しむメンバーたちだったが、
坂田が言い放つ
「俺たちは 今・・・他人の命を惜しんでる場合じゃねーんじゃねーのか?」
「ここの奴らは そんな余裕のある連中じゃねーはずだよな・・・」

坂田の言うとおり、
どんな能力の星人が待っているかわからない。

加藤君:
「いや・・・」「俺が・・・」
「俺が・・・ケイちゃんを再生する」
「俺がされたように・・・ 何年かかっても!!」

自信は無い。
しかし敢えて宣言し、自分を奮い立たせているように見える。
加藤君の宣言に、驚いた表情を見せる、桜井、坂田、そして風

「あの・・・ここって・・・天国・・・なんですかね?」
今日はじめて転送されてきた人間だ。

「あっ」
何かを思い出したような表情を見せる加藤君
今から、ガンツミッションのルール説明でもするのだろうか?
そんな雰囲気だ。

”ジジジ・・・”

「え?」
加藤君に質問をした男と加藤君の間に、また転送者が送られてきた。
二人同時だ。

”ジジジ・・・”
転送されてきたのは鈴木さん、そして後ろには、刀を持ったまま、
鈴木さんを羽交い絞めにした氷川だった。
凍りつくメンバーたち

そして、次に転送されてきたのは、
レイカとキルビル

加藤君:「囲んでくれッ」
加藤君の支持に、メンバーは氷川たちを囲み、銃を構えた。

加藤君:「お互いを撃たないように気を付けろッ」「こいつ動きが速いぞッ」
氷川:「ここが ゴキブリどもの巣か・・・・」

氷川:「巣ごと全滅させるぞ」
キルビル:「・・・・ニヤッ」

加藤君:「鈴木さん スーツはッ?」
鈴木さん:「着てるッ」

鈴木さんの声が合図となった!
加藤君が氷川に向けて左ストレートを放つ。
加藤君の動きに合わせて氷川も首元めがけて刀を水平に放った。

氷川は加藤君の左ストレートをよけ、
”ガシッ”加藤君は、氷川の放った刀を手のひらで受け止めた。

「あッ」
レイカは、刀ごとキルビルを背負い投げで振り払った。

加藤君は休む暇を与えず、氷川に殴りかかるがカンタンによけられてしまう。
風:「おオッ」
風と加藤君が氷川の前後から同時にパンチを繰り出すがこれもかわされた。

坂田:「桜井 持ち上げるぞッ」
桜井:「あッ はいッ」

”ブワッ”

キルビルは部屋の天井に持ち上げられた。
坂田:「脳血管をやるッ!!」「支えててくれッ」
桜井:「はいッ」
坂田と桜井から鼻血が・・

加藤君:「何だ・・・あいつ・・・ら・・・」
二人の超能力に驚く加藤君。(加藤君は再生されたばかりで二人の能力を知らない)

キルビルの脳の血管が切れる瞬間、
支えていた桜井に氷川が切りかかった。
桜井の念力が切れ、床に着地するキルビル

あーたーらーしーい
あーさがきた
きーぼーうの

ラジオ体操の音楽が大音量で鳴り響いた。

よろこーびに
むねを ひーらけー

”てめーたちの命は、なくなりました”
”新しい命を どう使おうと 私の買ってです(”す”は左右逆)”
”という理由なわけだす(”す”は左右逆)”

「!?」
音楽と表示で、何かが閃いた加藤君は、

「そうだ!!」
「おまえ達のやってることはムダだぞッ」
氷川に言い放った。

加藤君:
「ここにいる人間を全員殺しても」
「その黒い玉がある限り ここの人間は増え続けるんだ」
加藤君の説明に、氷川は振り返って、ガンツ球を見た。

加藤君:
「ここの人間を根絶やしにしたかったら」
「そこの玉をぶっ壊すことだ・・・・」
「俺たちは その玉に ずっと動かされてきた」
「俺たちが死んでも その玉が どっかから 人を連れて来る・・・」

”スッ”
ガンツ球の表示が変わった。

加藤君:「見ろ・・・・」

”てめえ達は今からこの方をヤツつけに行ってくだちい”

ターゲットの星人の名前は・・・
”ぬらりひょん”

氷川は剣先をガンツ球に突き立てて”コンッ コンッ”と叩いた。

その瞬間
”ガシャッ”
と音を立てて武器とスーツの扉が開いた。

加藤君:「これ おまえのじゃないのか」
ガンツスーツが入ったケースを持つ加藤君。
ケースには、”ホストざむらい”と書かれている。

死んだ人間でなくても、転送されれば、
ガンツのデータベースに登録されるということなのだろう。

氷川:「・・・・・・・」
キルビル:「クスッ」

氷川:「今・・・ 笑ったな・・・」睨む氷川
「あッ いや・・・」焦るキルビル

状況がつかめない氷川に、加藤君が状況を説明する・・・
加藤君:
「どうする・・・ もう おまえらも 俺たちと同じ立場だ・・・」
「狩りに行って 点数をかせぐ他は この部屋から生きて 逃れる方法はない・・・」

氷川:「・・・・・・・・」
加藤君が言っていることは本当なのか?
迷う氷川・・・

無言のまま、ガンツ球に近づくと、球の中を覗き込んだ。

”シュコー シュコー”
中の人が見える。

氷川は、中の人の首に刀を付きたて、”グッ”と力を込めた。

しかし、無言のまま、刀をもとに戻した。
こちら側からは見えないが、刀の攻撃が通じなかったのだろう。
というよりも、ガンツにスキャンされた人間の攻撃は、ガンツには無力ということなのだろう。

氷川は、だまってもとの場所に戻ると、
床に座り、刀を置いた。

氷川のその行動を見届けたあと、加藤君が部屋の人間たちに言った。
「時間がない!!」
「みんなスーツに着替えてくれ!!」
「転送が始まるぞッ!!」
———————————
死んでガンツに転送されなくても、転送者にしがみついていればガンツ部屋に転送される。
ミッションに参加させられる。
しっかり頭に爆弾も埋め込まれる。
生きていればどんな生物でも関係ないのだろうか?
過去に、犬が転送された。今はパンダがいる。
たとえそれが、ガンツと敵対する星人であっても転送されれば、いやおうなしにミッションに参加させられてしまう。

氷川とキルビル。
死んだわけではないが、鈴木さんとレイカを拘束して、ガンツ部屋に転送された。
氷川は持っていた刀で、中の人の首を刺した。
実際に刺したシーンは写らなかったが、刀を球から抜いた。
刀には、血らしきものはついていなかった。

ということは、転送されてきたモノからの攻撃は、
ガンツには無効ということがわかった。

それから、
玄野を襲撃している時間帯は、ガンツからの転送の合図が来ていた。
ということは、氷川に殺された玄野は、ガンツに転送されてもよかったはずだ。
しかし、転送はされなかった。なぜ?
一度開放された人間は、もうガンツに呼ばれないのか?
それは違う。和泉の例がある。

うーん・・・深い意味なんてないのか?
たんなるガンツの気まぐれか。

[0237]・・・ネクストフェイズ/20巻

9月 19th, 2011 by GANTZ Blog 管理人 received No Comments »

玄野自作の対バンパイア用の武器がおもしろいように有効だった。
窓から侵入する敵、玄関から侵入する敵、すべて撃退。
玄野の表情も、恐れを抱く表情から、ガンツミッションのときのような表情に変わっていた。

アパートの外階段を駆け下りながら何人ものバンパイアを撃退した。
玄野の頭上から、キルビルが迫る。

”ブンッ”

玄野に向けて刀を大きく振りかぶったキルビルだったが、難なく玄野に攻撃をかわされた。

「ちッ」
そして、玄野の蛍光灯の攻撃をかわすキルビル

「・・・・アイツ・・・ 人間・・・だよな」
生身の人間のはずである玄野の攻撃に驚く氷川

人間の能力を大きく凌駕しているはずのバンパイアだが、
指一本玄野に触れることもできず、ただの人間であるはずの玄野に殺された。
ガンツスーツを着て闘った和泉とは、同じ結果でも、内容が違う。
戦いの内容・・・玄野が和泉を大きく上回る。

「!?」
キルビルを追い詰めた玄野だったが、
氷川の右腕の先に握られた”モノ”を見た玄野の表情が
一瞬にして驚きと悲しみに変わった。

氷川が握っていた”モノ”
それは、アキラの頭だった。

玄野に情報を流したアキラ。
その裏切り行為の制裁だったのか。

「ア・・・ キラ・・・」
「うァアアアアアッ」
怒りをそのまま氷川にぶつけるように攻撃を仕掛けるが、
すべてかわされた。そして玄野の目の前まで近づくと、
下から上へと刀が玄野を切り裂いた。

朦朧とする玄野
”タエちゃん”
タエちゃんの笑顔が浮かぶ。

”タエちゃん”
玄野はアスファルトに倒れこんだ。

「うォアアアアアアッ」

やっとガンツチームが到着した。
氷川に向かって、Yガンを放つ加藤君だったがかわされた。
風は、体当たりを見舞ったがそれも氷川にかわされた。
桜井と坂田もXガンを放ったがかわされた。

意識が遠のく玄野の目の前に、レイカがいた。
「玄野クンッ」
「いやッ 玄野クンッ」
「ダメッ」
「脈がッ ないッ」
「いやッ いゃァアッ」

玄野はレイカを見ているのだろうか。
だんだんと目の前に映るレイカが暗くなっていく。

レイカ:「玄野クンが死んじゃッたッ!」「玄野クンがッ」
玄野が死んだ。

加藤君:「ケイちゃんが・・・」「死んだ・・・!?」
坂田:「死んだ?」「玄野が!?」
玄野の死に驚くメンバー

”ジジジジ”
「あッ」
「転送が始まッたッ」
桜井の頭が半分消えていた。
部屋への転送が始まった。
坂田の頭部も消えかかっていた。

加藤君:「ケイちゃんッ」「ちくしょうッ」
加藤君の視線の先に、玄野の死体、そして玄野に付き添うレイカが見える。

加藤君の目が転送によって消えた瞬間に、氷川は鈴木さんの背後に回りこんで羽交い絞めにした。
そして、鈴木さんもろとも一緒に転送に入った。

鈴木さんとともに転送されていく氷川をみて驚くレイカ
「そんな・・・」

「!?」
「そうだ」
「触れてれば」
「あの部屋に連れていければ」
「玄野クン 生き返るかも」
そう言うと、レイカは玄野を抱いた。

しかし

「あッ」
キルビルから長い髪を後ろからつかまれ
引き起こされるレイカ。

”ジジジジ”
氷川同様、キルビルも、レイカとともにガンツ部屋へ転送されていった。

”ブ――――――ン”
”ブ――――――ン”

”ブ――――――ン”
”ブ――――――ン”

玄野の携帯に着信が・・・
それは、タエちゃんからの着信だった。

玄野は目を開けたまま息絶えた。

”ブ――――――ン”
”ブ――――――ン”
タエちゃんの着信が虚しく響く
——————————
玄野が死んだ。
結局殺された。
折角100点を取り解放されたのに、オニ星人のミッションのとき、不可視化が解除されたために、玄野の顔がさらされた。
そこから、玄野は菊池に住所を特定され、おそらくはバンパイアたちにも同じように特定され今回の襲撃によって命を落とした。

玄野の100点メニューの1番選択は、考えてみると非常にタイミングが悪かった。
未来を予知することは出来ないので、仕方が無いといえば仕方が無いが、もし、2番を選んでおけばZガンが手に入った。そして、菊池と接触した際にも、上手に立ち回って、菊池が持つガンツの有力情報を入手することができただろうし、もしかすると、菊池にすべてを話しても、もう頭の爆弾も作動しなかったかもしれない。

そして、バンパイア襲撃の対応も、非常に楽に対応できたかもしれないし、玄野も死ぬことは無かったかもしれない。

ただ、この襲撃の後に始まった、ぬらりひょんのミッションでは、バンパイア氷川の協力無くしてはクリアできなかった。そのおかげで加藤君も100点を取ることができ、玄野を生き返らすことができたので、解放された玄野が死んでも問題は無かったか。
氷川が居なかったら、メンバー全員、全滅していたかもしれない。
(でも、どこかスッキリしない)

それから、玄野のアパートを警護した刑事たちがバンパイアに射殺され、アパートの住民も少なくとも2人は死亡、または重症になっているはず。そして、周辺の停電と銃声、バンパイアたちの死体が散乱・・・・。
それから、道端には刀で切り殺された玄野の死体もある。

かなりの大事件のはずなのですが、大阪ミッションの後再生された玄野は、普通にアパートで生活している。ガンツメンバーのミーティング場所としても利用されているし。
この事件、どう処理されたんだろう??

・・・・まっ、いいか。
細かいことは気にしない。(^-^;)